研究プロジェクト



日本子育て学会研究プロジェクト推進委員会

本委員会は、望月雅和(委員長)、寺澤美彦(副委員長)、会員や内外の関係者との連携と共に活動をしております。本学会の基本スタンスである研究者、支援者、保護者の新しい研究組織づくりのため、研究プロジェクトの推進をしたいと考えております。

そのため、学会大会のプロジェクト研究報告などで、広く会員に参加と協力研究を促進し、現在進められている研究プロジェクトの情報等を積極的にホームページ上に公開し、学会内外・会員間のやり取りを進めて、さらなる研究を推進して欲しいと願っております。

基準

本学会の基本スタンスである三位一体の新しい研究組織づくりのため、委員会では1~5の基準(研究プロジェクト基準.pdf)を設定し、自発的な研究プロジェクトの立ち上げを推進したいと考えています。

この基準に従って、現在進められている研究プロジェクトの情報や、これから立ち上げようとしている研究プロジェクトの情報など、積極的に公開し、会員間のやり取りを進めて欲しいと考えています。

募集

現在募集している研究プロジェクトは、以下の「研究プロジェクト詳細」にある通りです。より詳しいことは、以下にある連絡者か世話役にお問い合わせください。

各プロジェクトは、年次大会や機関紙等に成果を発表していただくことになります。既存の活発に成果をあげているプロジェクトと共に、2011年に「震災の子どもの支援」、2015年に「教育とケアの学際的研究」等の新規のプロジェクトも追加されております。

応募

応募に際しては、以下のことに留意してください。
  • いずれかのプロジェクトにご関心のある方は、以下にある各プロジェクトまでご連絡ください。
  • 各プロジェクトの責任者は申請を受け入れた場合、学会事務局と委員会委員長に氏名(または団体名)と所属(個人会員の場合)を明記の上、受け入れた旨を報告してください。

研究プロジェクト詳細

1.プロジェクト研究の基本的な性格について

  • 本学会の理念や目的に沿った研究活動を促進・活発化していく。活動成果・業績のあるプロジェクトの継続性や発展性を尊重し、かつ、新しいプロジェクトや人員の刷新を重んじ、研究を推進する。
  • プロジェクト研究は学会員を中心とする問題意識の提起を受け、理事会、総会で決定して進めることを原則とする。
  • 学会年次大会において成果報告を行う。

2.本年度のプロジェクト研究テーマについて

  • うちの子は、どの園と合うのかな?

    公立の小中学校教育とは異なり、幼児教育や保育はさまざまであり、百花繚乱といってよい。親にとっては、何歳から入園・入所させるか、幼稚園と保育所のどちらに入れるかから始まり、どのような園・所を選ぶかは、大きな悩みである。このプロジェクトでは、いくつかの典型的・あるいは特徴的な園・所、独自の教育・保育を行っている園・所などを対象に、教育・保育スタイルと子どもの成長・発達の関連について考えてみる。これらを研究するには、保護者(親)、支援者(教諭・保育士)、研究者、三者の視点が必要である。本プロジェクトでは以下の二つの具体的なサブテーマの下で行う。
    (1)幼児教育の特色が子どもの発達(長期的・短期的)にどのような影響を与えるか
    (2)認定こども園の現状・評価と今後の展望

    (世話人:青柳肇・喜多濃太香・大熊美佳子)
    (連絡先:青柳肇,早稲田大学,aoyagi◎waseda.jp)

  • 子育ては乳幼児や児童の問題なのか?思春期・青年期をどうするのか?

    本プロジェクト研究(思春期・青年期の子育て)は、研究者3名、支援者3名、保護者7名の三位一体の構成で二ヶ月に一度活動しています。
    昨年度までは、中学生の子育てに関する保護者・中学生への調査研究や、摂食障害の臨床的課題を子育ての立場から検討する等を行ってきました。
    本年度は、わが子の非行に悩んだ経験のある母親二人から貴重な体験談をお聴きし、非行の子どもや母親の真の姿に触れることが出来ました。セッションの前と後に、非行少年やその親についての思いをワークシートに記入し、そのズレを自覚し、話を聴くことによって得られた貴重な体験、内面にわき起こる新しい子育てイメージを大切にしています。
    (世話人:村尾泰弘・友永幸子・山田美奈子)
    (連絡先:村尾泰弘,立正大学,vys01503◎nifty.com)

  • 「震災の子どもの支援」

    このプロジェクトは去る3月11日の大地震における、被災者子どもの支援のための追跡研究として立ち上がりました。当初は被災地等へのボランティアの派遣も提案されましたが、相次ぐ避難所の閉鎖のために、これは実現していません。現在は文部科学省の委託研究「東日本大震災が幼児に与えた影響や課題等の関する調査研究」の公募にエントリーしており、申請が通り次第、被災地域にある全幼稚園を対象に、園の状況、問題の所在、対応になどについて園長および被災児の担当保育者へのアンケート調査を実施する予定です。
    (世話人:勝浦範子・寺澤美彦)
    (連絡先:寺澤美彦,日本福祉教育専門学校,yoshihiko◎theia.ocn.ne.jp)

  • 「保育者養成の学際的研究」

    保育者と呼ばれる専門職(保育士・幼稚園教諭)は、家庭の子育てと密接に結びついた職務が求められている。本プロジェクトでは、保育者養成をテーマとして、「子育て」に関する学びをどのように位置づけるか(カリキュラムの問題)、「子育て」に関する体験的な学びの機会をどのように保障するか(保育実習・教育実習の問題)、臨床保育等について、福祉(保育所・保育士)と学校教育(幼稚園・幼稚園教諭)の枠を学際的に捉え、自主研究会やシンポジウム等の企画、内外のネットワークとの連携を通して、様々な子育ての場に対して発信することを目的とする。
    (世話人:髙橋貴志・寺澤美彦・望月雅和・加賀谷崇文)
    (連絡先:髙橋貴志,白百合女子大学,taka2.shirayuri◎gmail.com)

  • 「教育とケアの学際的研究」

    近年の教育、子育て領域の重要な動向の一つに、学校・あるいはその他の子育て環境における「ケア」の重視がある。メンタルの臨床的なケアと共に、身体、障がい(発達障がい等)、生活の質、社会や地域での包括的ケア、さらに乳幼児の保育の重要性の増大等のトピックで大きな変革期にある。本プロジェクトは、こうした動向を踏まえて、学会の理念である学際的、実践的な観点から(心理学・教育学・社会福祉・社会学等の原理と実践を含む)、内外の連携も含めて研究を推進したい。本学会、及び、関連学会における大会発表、論文投稿、シンポジウム、関連の研究グループとの協力、交流を推進して、研究の原理と実践について探求をする。
    (世話人:寺澤美彦・齊藤勇紀・加藤博己・望月雅和)
    (連絡先:寺澤美彦,日本福祉教育専門学校,yoshihiko◎theia.ocn.ne.jp)

各連絡先のメールアドレスについては、◎を@に変換してください。

以上