読書案内 Book Review



子育てにまつわる書籍を厳選してレビュー。会員が評者となり、それぞれの視点から今取り上げたい1冊を解説します。


居場所 - 生の回復と充溢のトポス

居場所 - 生の回復と充溢のトポス

著者:萩原建次郎 評者:西村美東士

萩原氏は、1997年に起こった神戸連続児童殺傷事件を起こした少年が「犯行声明文」に書いた、「透明な存在としてのボク」という「実存的な悩み」に共感する子どもや若者が存在していたことに注目する・・・

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子育てとケアの原理

子育てとケアの原理

望月雅和(編著)西村美東士・金高茂昭・安部芳絵・吉田直哉・秋山展子・森脇健介(著) 評者:佐々木 由美子

保育者・教育者には、どんなときも子どもの傍らに寄り添い受容する包容力や、子どもの可能性を信じる強さ、そしてそれを裏打ちするための適切な理解と知識が求められる。しかしながら、学習者にとって・・・

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みんなが気持ちいい学童保育

みんなが気持ちいい学童保育

長谷川佳代子 (社会福祉法人 わらしべ会理事長) 評者:矢澤圭介

[シリーズ子どもの貧困・2:「遊び・育ち・経験:子どもの世界を守る」第5章より。学童保育についてその実践の記録をまとめたもので、具体的で豊かなアイディアに充ちた実践報告となっている。・・・

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対人関係の発達心理学

対人関係の発達心理学:子どもたちの世界に近づく、とらえる

著者:川上清文・髙井清子(編)岸本健・宮津寿美香・川上文人・中山博子・久保田桂子(著) 評者:繁多 進

微笑も泣きも誕生時から乳児にできる行動です。それらを使ってさかんにまわりの人々に働きかけているように見えます。そうすると、・・・

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子どもたちは人が好き

子どもたちは人が好き−幼児期の対人行動

著者:川上清文 評者:南 徹弘

ルイスの社会的ネットワーク(自己発達)理論に基づいてなされた川上清文の研究を詳細に紹介した・・・。期間にわたる乳幼児の観察から得られたデータを収集し分析することによって理論と事実の関連性に・・・

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子どものうそ、大人の皮肉 ことばのオモテとウラがわかるには

子どものうそ、大人の皮肉 ことばのオモテとウラがわかるには

著者:松井智子 評者:伴碧

子どものうそや、会話を通して相手の意図をいつからどのように理解するかなど、ことばを通じたコミュニケーションの在り方について、心理学や言語学の実際の実験結果を交えながら・・・

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子どもへのまなざし

子どもへのまなざし

著者:佐々木正美 評者:小湊真衣

この本は20回にもおよぶ佐々木先生のご講演をまとめたものです。本を手に取られた方は、その厚さに驚かれるかもしれませんが、内容は先生の講演記録をもとに書かれて・・・

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PTA再活用論:悩ましき現実を超えて

PTA再活用論:悩ましき現実を超えて

著者:川端裕人 評者:尾見康博

PTA。役員決めの際の凍り付くような,ながぁーい時間。「誰か手を挙げて」という思いむなしく,くじで外れたりじゃんけんで負けたり。それを見て・・・

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ヒトはなぜほほえむのか

ヒトはなぜほほえむのか─進化と発達にさぐる微笑の起源

著者:川上清文/高井清子/川上文人

赤ちゃんが眠りながらほほえむのを、ご覧になったことありますか?4次元超音波により、お母さんのお腹の中にいる時から微笑していることも、わかってきました。なぜ胎児は・・・

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うちの子、なんでできないの?

うちの子、なんでできないの?

著者:小笠原恵 評者:佐柳信男

忘れ物が多い,すぐスネる,お片付けができない,すぐに手が出てしまう…。親なら誰でも,この本で取り上げられている「気になる行動」のいくつかは自分のお子さんに当てはまるはず。しかも・・・

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