11月30日(土)13:00~15:00

大会準備委員会企画シンポジウム

「地域にひらかれた子育て ~人をつなぎ、世代をつむぐ~」

話題提供者 竹中裕子(NPO法人 調布子育てネットワーク ちょこネット理事長)

話題提供者 宮武慎一(社会福祉法人白雲福祉会理事長)

話題提供者 野澤薫(調布市子ども生活部長)

試定討論者 田島信元(白百合女子大学教授)

試定討論者 伊藤篤(甲南女子大学教授)

<企画主旨>

調布市では、子育てにかかわる多様な人材が協働して子育てを支える、“調布子育て協働プラットホーム”による実践が積み重ねられてきた。その事務局運営を行っている「ちょこネット」の理事長である竹中裕子氏から、1)子育てを地域に開くとは 2)人がつながるとは 3)世代間交流の実際について の3点について話を伺う。特に3)については「他世代交流カフェaona」における実践事例を紹介して頂く。また、各種の子育て情報を提供するwebサイト(コサイト)の効用について、“子育て広場”の一つとしてのwebサイト、という観点からお考えを伺いたい。

保育所、こども園を運営する法人の理事長である宮武慎一氏からは、保育現場における「子育て支援者」の立場からのコメントを期待したい。宮武氏は他の業種から保育の世界へ転身された方である。自身の人生の中で保育や子育てとの接点がどこにあったのか伺うことを通して、様々な分野の人たちが子育てを支えていくことの意味について考えたい。

調布市の職員である野澤薫氏からは、地域における子育て支援活動を、バックアップする自治体の役割に関するコメントを期待したい。特に、子育てにおける“公と私の協働”の実際や、今後目指すべき方向性などについて発言をお願いしたい。

3人の話題提供者の発言を受けて行われる、指定討論者との意見交換を通して、本学会のテーマである“研究者と支援者と保護者が三位一体となった子育て”の本質について議論を深めたい。

 


11月30日(土)15:15~16:45

日本子育て学会企画ラウンドテーブル

「子育てにおける保護者の不安-その不安はどこから来るのか-」

企   画 日本子育て学会保護者活動展開部門

<企画主旨>

保護者担当部会主催のラウンドテーブルも今大会で4回目を迎えます。

昨年度のラウンドテーブルは「反抗期について~子どもとのかかわり方~」を扱いました。その内容を発展させるべく今年度のテーマについて部会メンバーで検討するうち、子育てを通して保護者が感じる「不安」はどこからくるのか、という視点に辿り着きました。不安の渦中にいる時にはわからなくても、後に冷静に考えてみると、そこには多様な源があることに気づきます。話題提供者には、子育てを通して不安を感じた経験と内省から導き出した不安の源についてお話いただき、不安の源について理解を深めるとともに、汎用性のある対処法などについて学びを深めたいと考えます。

会場の保護者の方々・支援者・研究者の先生方にもご参加頂き、有意義な時間となれば幸いです。

 


12月1日(日)10:00~12:00

日本子育て学会企画ラウンドテーブル

「子ども達の発達を支える保育・教育活動」

企   画 日本子育て学会地域子育て支援部門

  <企画主旨>

昨今保育所現場では、気になる子と呼ばれる子ども達が増加している。しかも気になる部分も多様化しており、保育士の資質向上も大きな課題となっていることから、保育現場は混乱を極めている。また、そのままの状態が小学校へ先送りされたため、教育現場では支援学級と通常学級の往復を活用し、混乱を避けようとしている。しかし、人は誰もが気になる部分や気にして欲しい部分を持っている。だからこそ、こうした現状をふまえ、全ての子ども達の発達を支える保育・教育活動について、改めて考えたい。

 


12月1日(日)13:15~15:15

日本子育て学会企画シンポジウム

「子育てにおける資格制度の意味を考える」

企   画 日本子育て学会資格認定部門、対外組織連携活動部門

  <企画主旨>

2019年度より、日本子育て学会においても保護者を対象とした資格制度がスタートする。本来保護者にとって、子育てはそれぞれの行うものであった。しかしながら、コミュニティの在り方が変容していく現代においては、ボランティアや子育ての先輩など、いわゆる専門家ではない人々が、コミュニティの中で周囲の子育てをサポートする必要性が生じてきている。

しかしながら、子育ての状況は常に変わっていくため、子育てをサポートするためには様々な勉強が必要である。そのため、子育てをサポートする人々の技術・知識を深めたり、あるいはサポートする人自身の不安などに何らかの対応することが重要である。保護者に本学会の認定する資格を取得してもらうことは、それらの状況に本学会が対応していくことでもあり、本学会が資格を認定していく社会的な意義であると思われる。

本シンポジウムでは、子育てにおける資格制定の意義を論じていきたい。

 


12月1日(日)15:30~17:30

日本子育て学会企画シンポジウム

「臨床教育相談・子どもの貧困・地域から子育てをデザインする-“子育てとケアの原理”を求めて-」

企   画 日本子育て学会研究プロジェクト推進委員会・研究交流委員会合同

  <企画主旨>

本シンポジウムは、子育て支援の体系化を進めてきた日本子育て学会研究交流委員会、研究プロジェクト推進委員会と共同で企画したものであり、関連して内外の研究連携の成果である『子育てとケアの原理』(北樹出版、2018)の刊行を踏まえて開催される。とりわけ、近年の子育て分野で大きな関心が広がっている「臨床教育相談・子どもの貧困・地域」の学際・多領域をテーマとしてシンポジウムを探求していく。

登壇者として研究交流委員会で子育て支援体系化に深くかかわってきた西村美東士(研究交流委員会委員長)、研究プロジェクト推進委員会「子どもと貧困」プロジェクト代表者にも参加を招聘し、望月雅和(研究プロジェクト推進委員会委員長)の司会により、総合的に議論を探求していく予定である。